Aインクカートリッジの内部構造は、中にスポンジが入っているタイプとスポンジが入っていないタイプの大きく2つに分けられます。
内部にあるスポンジは、インクを蓄える役割を果たしています。スポンジがないカートリッジはインクが留まらずにあふれ出すことになるので、このタイプのものは内部の構造が複雑(迷路のような溝が多い構造)になっています。
それぞれの特徴としては、
【スポンジあり】インクを吸収してから噴出するので、出方が均等でインク残りも少ない。スポンジが乾燥するとインクが出なくなる。
【スポンジなし】乾燥や劣化に強い。内部構造が複雑で、詰め替えが難しい。
ということがあげられます。
(こちらも参考に:「純正インクと互換インクの構造について知りたい」)
メーカー別の構造の比較
キヤノン:一体型インクも独立型インクも全てカートリッジ内にスポンジがあります。
エプソン:現在の多くのインクカートリッジ内にスポンジがあります。IC50など、スポンジが入っていないシリーズもあります。
ブラザー:カートリッジにはスポンジが入っていません。
HP:現在の多くのインクカートリッジ内にスポンジがあります。