2019年2月にブラザー社より発売されたプリビオA3ビジネスインクジェット複合機のMFC-6983CDWとMFC-J6583CDW。
「PRIVIO(プリビオ)」シリーズとは?
「プリビオ(PRIVIO)」という言葉は「PRINT」と「INNOVATION」の2語を組み合わせた造語だそうです。
FAX付き複合機のイメージが強かったBROTHER社が、プリンタメーカーとしてのイメージを浸透させるために立ち上げたインクジェットプリンタシリーズです。BROTHER社のプリンタメーカーとしての熱意が感じられる名前ですね。
FAX付きや機種によってはコードレス電話機付きなど様々ですが、今回ご紹介するLC3117対応のプリビオプリンタ2種類は、FAX付きA3ビジネスインクジェット複合機なので、小規模オフィスやSOHO向けと言えます。
MFC-6983CDWはこちら
大容量2段トレイ・多目的トレイを搭載した高耐久&A3フル対応のハイスペック複合機です。
MFC-J6583CDWの上位機種で、2段トレイのため高さがやや高く、重量も重めです。
プリビオシリーズで当初定番だった黒からビジネスシーンになじむ白にかわってスタイリッシュな外観になっています。高さがあって大きい割には黒よりは圧迫感が少ない気がしますね。
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A3フル対応・1段トレイのコンパクトボディな高耐久のハイスペック複合機です。
1段トレイのため高さが低く、ラックなどに入れても活用できそうです。
MFC-6983CDWよりいくらか機能が劣りますが、本体価格がその分お手頃ですし置き場所の余裕もあるため、バランスに優れたタイプのプリンタですね。
性能や価格を比較
性能面で何が違うの?
プリンター | MFC-J6983CDW | MFC-J6583CDW |
1.最大給紙枚数 | 普通紙600枚 | 普通紙350枚 |
2.NFC対応 | ○ | × |
3.同時両面スキャン | ○ | × |
4.タッチパネルサイズ | 3.7インチ | 2.7インチ |
1.MFC-J6983CDWは2段トレイで上段にA4、下段にA3などサイズの異なる用紙を同時にセットできるので用紙交換の手間が省けるし、大量にプリントしたい方向けの機種といえます。
2.NFC対応のモバイルならプリンターにタッチするだけで印刷やスキャン(対応モデルのみ)が可能なのでスマホユーザーにはとても便利ですが、Wi-Fi接続下でしか利用しないユーザーにはあまり関係ない機能かもしれないですね。
3.A3同時両面スキャンができるので、両面スキャンする機会が多いユーザーには高評価でしょう。
4.タッチパネルの大きさが1インチ違うので結構操作性に違いはありそうです。
本体価格は?
プリンタの価格 | -2021.2.5時点- | Amazon | ヨドバシカメラ |
MFC-J6983CDW | 45,380円 | 41,770円 | |
MFC-J6583CDW | 28,973円 | 31,870円 |
MFC-J6983CDWの方が1万円程度高いですね。
自分のプリンタ使用目的を念頭に、多機能の便利さをとるか、コンパクトかつお買い得さをとるかで検討してみてくださいね。
対応インク ブラザー LC3117-4PK
どちらも同じインク ブラザー LC3117-4PK 4色インク(黒・シアン・マゼンタ・イエロー)を使用しています。4色が独立したインクカートリッジなので、各色インクの減りにあわせて個別にインク交換できるからお得ですね。