PIXUS TS8230の後継機として1年後に発売されたTS8330
事務所で触る機会がありましたので、体感した両者の違いをまとめてみます。
キャノンPIXUS TS8330はこちら
キャノンPIXUS TS8230はこちら
うーん、まったく同じ写真に見えますよね?
以前使用していたPIXUS TS8230と色もホワイトで同じでしたので、実物を遠目でみたも見分けがつきませんでした。
しかし相変わらずスタイリッシュでコンパクトなその形は、置いておくだけでなんだかオシャレな部屋に見えてきます。
実際に印刷してみたところ、正直な感想を言うとそれほど大きな違いは感じませんでした。試しに、同じデータのイラストを印刷してみましたが、優劣はつけ難い印象です。
TS8330もTS8230も対応インクは BCI-381XL+380XL/6MP です。
どちらも6色インクを使用しているためか、仕上がりの優劣をつけられないほどきれいに印刷できています。
それもそのはずです。
キャノンの公式スペックを見てみると、
解像度・画質 | |
TS8330 | TS8230 |
4,800×1,200dpi | 4,800×1,200dpi |
まったく同じでした。
どちらも文字の黒はくっきりと、写真やグラフの黒は段階的にグラデーションがきいているなと思いました。
TS8330の印刷コストは?
そうなると気になるのが、印刷コスト面ですよね。
TS8330
- A4普通紙(カラー文書)のインクコスト(税別) 普通紙 約9.9円(大容量/標準容量)/約14.8円
- L版、キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド 約19.4円(大容量/標準容量)/約26.3円(小容量)
TS8230
- A4普通紙(カラー文書)のインクコスト(税別) 普通紙 約9.9円(大容量/標準容量)/約14.8円
- L版、キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド 約19.4円(大容量/標準容量)/約26.3円(小容量)
どちらもまったく同じですね。
ここまでは全く同じで、違いを見つけることができませんでした。。
給紙方法で便利な新機能ができました!
TS8230は用紙をセットした時点でモニター画面に「用紙サイズ」の確認設定する画面が出てきます。毎回給紙のため用紙をセットするたびにこの設定をしなければいけませんでした。
TS8330では、用紙をセットしたら自動でサイズを認識してくれて、設定のわずらわしさが解消されています!
一見すると、そんな小さな違い?と思われるかもしれませんが、塵も積もれば…と言うように、連続して使用する場合は自動検知機能は便利の一言でした。
キャノンさん、かゆいところに手が届くというか、よくぞ改善してくれましたという感想です。
結論は新機種TS8330よりTS8230を買うべき!
後継機TS8330とTS8220の違いは給紙の件を除いてスペックや印刷コストも全く同一です。
給紙設定の改善はありましたが、プリンター本体の価格を見ると、TS8230のほうが数千円安く手に入りますね。
価格の違いを考えると、給紙にこだわらず同じスペックにて印刷可能な旧型TS8230がお財布的にもおすすめかと思います。
ただし、TS8330も発売からずいぶん経っていますので、旧型TS8230の方は店舗などに在庫がない場合もあるかもしれません。
さらにTX8330の価格が低くなっていくようであれば、給紙サイズの自動検知の便利さも鑑みて、TS8330を購入するのもいいですね。