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TR9530 キャノン初のA3対応インクジェット複合機に注目

2018年9月にCanonより発売されたTR9530
キャノン史上初のA3紙対応のビジネスインクジェット複合機です。

TR9530はこちら

TR9530

使用するインクはこちら

BCI-380/BCI-381シリーズ

黒顔料+4色染料インクの独立型インクカートリッジになります。

キャノンTR9530はFAX機能がない

キャノン初のA3インクジェット複合機TR9530は、
ビジネス複合機という立ち位置なのに、FAX機能はついていません。

A4対応の複合機であるTRシリーズはすべてFAX機能がついていることを考えると、
不思議な気がしますが。A3対応ということで一線を画しているということでしょうか?

キャノンTR9530 圧倒的な画質の綺麗さ

キャノンTR9530が、他ビジネス用途のA3インクジェット複合機と比べて圧倒的に優れているのがその綺麗な画質です。

写真:A3プリント写真がきれいに印刷できるキャノンのプリンターシリーズPIXUS(ピクサス)の上位モデルと
全く同じインク(BCI-380/BCI-381シリーズ)を使用しているためです。

A3サイズで、チラシやポスターなどをメインに使いたいSOHOや小規模オフィスには最適なプリンタではないでしょうか。

TR9530 インク代金は高いが本体代金は安い

キャノンのギガタンクシリーズや、他メーカーの大容量タンクなどに比べるとカートリッジタイプということでインク代金はどうしても高くなります。

ですが、互換インクも出ていますし、それなりにランニングコストを抑えることはできますね。

特筆すべきは、本体価格の安さです。
前回紹介したエプソンのEW-M973A3T エコタンク搭載のA3複合機と比べてみました。

 

プリンタの価格 -2021.12.1時点- ヨドバシカメラ Joshin web
TR9530   38,360円 34,873円
EW-M973A3T   93,280円 84,800円

          
                         
大量の印刷をしないユーザーならば、初期投資が圧倒的に少ないTR9530の方がお得かと思います。 

TR9530 家庭用にも負けないくらいコンパクト

A3紙に対応なのにサイズが非常にコンパクト。ビジネス用途と家庭用、どちらでもいけそうな外観ですよね。

図:コンパクトサイズ

狭いバックヤードでも店舗の一角に置くのでも、限られたスペースに設置しても困らないこのコンパクトさはやはり魅力的です。

FAXが別でも構わない、FAXは仕事でほぼ使わない、綺麗な画質でポスターなどを小規模印刷したいというユーザーには魅力的なプリンタといえるでしょう。

TR9530 BCI-380/BCI-381 互換インクはこちら

G6030 キャノンプリンタ 「ギガタンク」でコスト削減!

2019年6月にCanonより発売されたG6030
キャノンのインクジェットプリンタの特大容量タンク「GIGA TANK」搭載モデルです。

キャノン G3060はどんなプリンタ?

G6030はこちらG6030

事務所で使う機会があったので、使用感もお伝えしつつG6030の紹介をしたいと思います。

 

インクボトルはこちら

GI-30シリーズ 

3色の染料カラーインクボトルに加えて、顔料ブラックインクボトルの計4本。

 

インク充填はボトルをそのまま逆さまに差し込んで、インクを入れるだけ!手も汚れません。

G6030のターゲットユーザーは?

Gシリーズは、文書をメインで印刷コストを抑えたいユーザーをターゲットにしています。

家庭における子どもの学習教材など、リモートワークにおけるビジネス用途の文書、小規模オフィスでの業務文書など、普通紙で印刷する機会が多いユーザーのプリントニーズに合わせた機種です。

大量印刷時でも進化したプリント速度でスムーズに

2018年2月発売モデルG3310に比べ、モノクロ・カラーともにプリントスピードが高速化。

A4普通紙 ファーストプリント
モノクロ カラー
約9秒 約14秒

「低ランニングコスト」でコスパ優等生!

一度の補充で大量のプリントが可能な「ギガタンク」

インクボトル各色1本 ブラック最大6,000枚、カラー最大7,700枚 大量出力が可能。

1枚当たりのプリント代もコストダウン!

A4普通紙
モノクロ カラー
約0.5円(税込) 約1.0円(税込)

給紙も大容量で便利に

給紙あらたに最大250枚積載可能な給紙カセットを搭載し、背面給紙と合わせて最大350枚まで可能です。

プリントヘッド交換が自力で可能

プリントヘッドとは、インクが排出される部分のことを指しており、ここが目詰まりすると印刷結果やプリンタ使いに支障がでてきます。

プリントヘッドの目詰まりは数年単位で必ず起こるもので、いざ起こるときにはすでに保証が切れている時期になっていて買い替えた方が安いため、ヘッド目詰まりのサイクルで買替しているユーザーも多いのではないでしょうか。

なんと自分で交換できちゃうんです!

BH-30(黒)とCH-30(カラー)という2つのヘッドがあるので、印刷結果を確認して問題がありそうな方を交換するのがおすすめです。


G6030用プリントヘッド CH-30/BH-30 キャノンオンライン どちらも1958円(税込)

G6030の現在の価格は?

発売から1年半がたった今のG6030の価格はどのくらいなのでしょうか。
調べてみました。

プリンタの価格 -2021.10.22時点- Amazon ヨドバシカメラ
G6030   51,000円 43,860円

とにかく特大容量タンクだからインクの交換頻度が少ないことが大きなメリットだと日々感じています。
実際、事務所で使い始めてから日々数百枚以上の印刷をしていますが、タンクは目視でまだまだインク残ってます。

G6030 GI-30 互換インクはこちら

G3360 キャノンプリンタ 「GIGA TANK(ギガタンク)」を搭載!

2018年2月発売された従来機種G3310の後継機種として2020年11月発売されたG3360
キャノンのインクジェットプリンターの特大容量タンク「GIGA TANK」搭載エントリーモデルとなります。

G3360はこちら

G3360

 

事務所で使う機会があったので、使用感もお伝えしつつG3360についてご紹介していきます。

 

キャノン G3360のターゲットユーザーは?

Gシリーズは、文書をメインで印刷コストを抑えたい人向けです。

従来機種G3310の顔料黒インクによってにじみの少ない高濃度な黒文字印刷を継承しつつ、普通紙への印刷スピードもさらに高速化。文書印刷メインユーザーには魅力的なプリンタとなっていますね。

コロナ禍の現在、在宅勤務やオンライン学習などで文書を印刷する機会は以前と比べて増えているため、今まで写真印刷メインでプリンタ選びをしていたユーザー層にも注目されているのではないでしょうか。

「低ランニングコスト」でコスパ優等生!

◎一度の補充で大量のプリントが可能な「ギガタンク」搭載。

図:特大容量タンク

1枚当たりのプリント代も大幅にダウンできます。

A4普通紙
モノクロ カラー
 約0.4円(税込) 約1.0円(税込)

◎特大容量タンクだから交換頻度が少ないことも大きなメリット。

実際、事務所で使い始めてから日々数百枚以上の印刷をしていますが、タンクは目視でまだまだインク残ってます。。

あと、使い勝手の点から1つ。
100枚搭載できる背面給紙トレイも用紙交換の頻度が少なくて個人的におすすめポイントです。図:背面給紙

メンテナンスが自力で可能に!

「プリントヘッドが目詰まりかも」。。「廃インクタンクがいっぱい」。。プリントができない状況になったら、今までならばプリンタメーカーに依頼して修理してもらうか、もしくはプリンタを買い替えるか、でした。

ところが、G3360はメンテナンスが自分でできる部分がほとんどなので、上記のようなケースでも自分で部品交換してプリンターを使い続けることができます。

プリントヘッド交換

プリントヘッドとは、インクが排出される部分のことを指しており、ここが目詰まりすると印刷結果やプリンタ使いに支障がでてきます。

プリントヘッドの目詰まりは数年単位で必ず起こるもので、いざ起こるときにはすでに保証が切れている時期になっていて買い替えた方が安いため、ヘッド目詰まりのサイクルで買替しているユーザーも多いのではないでしょうか。

なんと自分で交換できちゃうんです!これで修理の手間を省き、時間とコスト節約になります。

図:本体のプリントヘッド交換

G3360用プリントヘッド CH-30/BH-30 キャノンオンライン 1958円

廃インクタンク交換 

廃インクタンクとは、印刷した際に出るインクのカスやヘッドクリーニングをした際に出るインクのカスを溜める部分を指します。このタンクにインクが溜まってしまうと印刷が一切できない状態になり、メーカーに修理に出すことになります。

自分で廃インクタンクを交換できるG3360はGシリーズでもこの最新機種のみです。
画期的と言えますね!図:メンテナンスカートリッジの交換

ちなみに「廃インクタンク」の名称ではなく「メンテナンスカートリッジ」という名称の部品交換になります。

G3360用メンテナンスカートリッジ MC-G02 キャノンオンライン 1320円

G3360の現在の価格は?

発売から1年半がたった今のG3360の価格はどのくらいなのでしょうか。
調べてみました。

プリンタの価格 -2021.4.7時点- キャノンオンラインショップ ヨドバシカメラ
G3360   29,150円 29,150円

Amazonでは定価周辺および定価以下での販売が出ていませんでした。。

キャノンオンラインショップでは「インクジェットプリンター買い替えサービス」というサービスもあるのでオンラインショップでの購入という選択肢もありますね。

インクカートリッジのことなら森のくまのインク屋さん

TS6330 キャノンプリンタ 充実機能のスタンダードモデルが一万円代で買える!

2018年9月発売のTS6230の後継機として2019年9月5日に発売されたTS6330
キャノンのインクジェットプリンターTSシリーズの中でも中位機種にあたるのがこのTS6330。

図:2つのカラー

TSシリーズって何? 

キャノンの家庭用インクジェットプリンター(PIXUS)には3つのシリーズがあります。
TSのようにシリーズ名がアルファベットで表されており、型番にくっついて表示されています。

TSシリーズ    写真も文書も印刷したい人向け
XKシリーズ   高品質な写真を印刷したい人向け
Gシリーズ        文書をメインで印刷コストを抑えたい人向け

プリンタを選ぶ際にポイントとなるのは用途ですよね。
用途別にシリーズの特徴をつかんでおくことで、プリンタ選びが楽になります。

スタンダードモデルはどんな人向け?

機能が制限されている下位機種より便利な機能がついているスタンダードモデルであるTS6330。上位機種ほどハイスペックではないけど、本体価格が1万円代と抑えられているので、「文書も写真も家庭用としてそこそこ印刷したい、でも高いプリンターは勿体ないな」と思っているユーザー向けといえるのではないでしょうか。

TS6330の印刷の特長は?

濃い黒文字が普通紙でも!

5色ハイブリットの独立型インクカートリッジを備えています。
黒は文字に強い顔料インクのため、小さい文字や罫線までくっきりはっきり浮かびあがるような仕上がりに。なんと筆文字のハネまで再現できるとのことです。図:文字ブラック

キャノンの顔料黒は、光の反射を抑え、にじまずくっきりとした「濃い黒文字」の印刷を実現したというキャノン社独自の技術力の賜物と言えます。

 

写真の色再現性にこだわり

染料のカラーインクは色再現性にこだわった仕様です。
PIXUSの「FINE」と呼ばれる高密度プリントヘッド技術との相乗効果で、色鮮やかな写真印刷が可能です。

                            「FINE」とはインクの粒を極小化して用紙に正確かつ安定して吐出する技術。人肌も星空さえも鮮やかにプリントできる素晴らしい技術ですね。

 

TS6330の便利な機能って何?

・自動両面プリント    ・・・用紙の裏と表を入れ替える手間が省ける

・前面給紙と背面給紙   ・・・例えばハガキや名刺は背面からと使い分けに便利

・スマホからの簡単プリント・・・「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」という無料アプリ使用で

TS6330の現在の価格は?

発売から1年半がたった今のTS6330価格はどのくらいなのでしょうか。
調べてみました。

プリンタの価格 -2021.2.26時点- Amazon ヨドバシカメラ
TS6330   17,756円 17,240円

Amazonのプリンタの売れ筋ランキングで,なんと6位に入っていました!
発売から1年半たっていても人気機種として売れ続けているんですね。

1万円代でのプリンタの選択肢としてぜひ注目してみてください。

キャノン PIXUS TS6330 対応 BCI-381+380/5MP 互換インクはこちら

キャノンTS8430 高画質ハイスペックモデルのプリンターが新発売!

2019年9月5日発売のTS8330の後継機種として今年2020年8月6日にCANON社より発売されたTS8430
 CANON PIXUS TSシリーズの最上位モデルとなります。

TS8430の特長は?

最上位モデルということで、従来機種TS8330同様に、コンパクトながら充実した機能を備えたプリンターであるのは間違いないでしょう。

前々回TR8630の記事にて紹介しました、キャノン社の今年のコンセプト『「おうち時間」の仕事・学習・遊びをプリント面でサポート』をひっさげての新発売プリンターということで期待も高まりますよね。

従来機種でも対応している、スマホから多彩なプリントが楽しめる「おうちでスマホプリ」はもとより、さて、TS8430にはさらなる新しい特長があるのかワクワクしますね。図:スタイリッシュデザイン

TS8430の新機能はこちら

    QRコードダイレクト接続

図:QRコードダイレクト接続プリンターの液晶画面にダイレクト接続用のQRコードが表示されます。スマホで読み込むだけで、SSIDやパスワードを入力することなく接続設定ができる新機能です。

プリンター設定に苦手意識を持つ方だけでなく、手軽な接続という利点は大きいと言えます。

新機種TS8430と従来機種TS8330との違いは?

上記の新機能以外に性能や機能でどんな違いがあるのか、表にしてみました。

プリンター TS8430  TS8330
最高解像度(dpi) 4,800×1,200 4,800×1,200
対応インク BCI-381+380 BCI-381+380
ADF(自動原稿送り機能)付き × ×
スキャナー
リモートプリント
QRコードダイレクト接続 ×
印刷コスト(カラー文書)  約9.9円/枚(大容量) 約9.9円/枚(大容量)
印刷コスト
(L判フチなし写真)
18.1円/枚(大容量) 約19.4円/枚(大容量)
サイズ(横幅×奥行き×高さ)  約37 × 32 × 14cm 約37 × 32 × 14cm
質量 約6.6kg 約6.6kg

先述のQRコードダイレクト接続機能を除いた違いは、L判写真用紙の印刷コストのみでした。
このコスト差を日常のプリンター使いでどれだけ実感できるのか、正直微妙な気もします。。が、写真を大量に印刷するよって方には嬉しいコストダウンになるでしょう。

TS8430の現在の価格は?

8月にCANON社より発売されたばかりの新機種TS8430、さて価格はどのくらいなのでしょうか。
従来機種TS8330もあわせて調べてみました。

プリンタの価格 -2020.10.23時点- Amazon ヨドバシカメラ
TS8430   29,536円 32,490円
TS8330   20,455円 22,500円

発売から1年たった従来機種TS8330はやはり価格が下がってきたのでしょうか。TS8430とは一万円弱の価格差がみられます。

QRコードダイレクト接続機能は別に要らないかな~って方は、TS8330の方がおすすめかもしれません。

インクカートリッジのことなら森のくまのインク屋さん