2021年2月に発売されたEW-M973A3Tは、A3ノビ対応エコタンク搭載の複合機プリンタです。
A3の「ノビ」って何?
A3、A4などのサイズは知っているけど、ノビって何だろう?
実は「A3サイズ」(297×420mm)より一回り大きなサイズが「A3ノビ」と呼ばれています。
これは正式に定められたサイズはなく、メーカーそれぞれで多少寸法は異なるそうです。
一般的には329×483㎜と表記されているところも。
要するに、このプリンタはA3より更に大きなサイズまで対応しているってことですね!
EW-M973A3Tはどんなプリンタ?
EPSON家庭用エコタンクシリーズの中では最新最高位機種の位置付けとなります。
高さが169mm、横幅も523mmとスリムでコンパクトなサイズ。
でもカラー液晶パネルはタッチ対応で4.3型ワイドと大きな画面なのでとても見やすいですね。タッチパネルの角度を最大70度まで調整できる点もユーザーに優しい設計だと思います。
6色インクで写真と文書どちらも綺麗にプリント
顔料と染料の2種類のブラックインクにカラーを加えた6色インクを搭載。
あらたにグレーが加わって、カラー印刷の淡い色のグラデーションから写真の繊細な色合いの変化まで再現可能になりました。
TOB-6CL トビバコ という種類のインクボトルを使用します。
給紙は3種類のトレイを使って超便利!
EW-M973A3Tにはトレイが三つもあるんです。(レーベルプリントも入れると実は四つとなります。)
光沢紙やマット紙など、色々な種類やサイズの紙で印刷するときに、トレイが複数あるといちいち紙を抜き差しする必要ないから便利ですよね。
ダウンライトLEDを搭載
これ、写真プリントをメインで使う方にはとっても嬉しい機能だと思います。
プリントされる写真を光で照らし、色の確認はもちろんのこと、プリントする行為自体をわくわくさせてくれる素晴らしい工夫じゃありませんか?
メモリーカード対応
電源ボタンの下あたりにSDカードやUSBなどメモリーカードの差込口があります。
写真や文書データをパソコンなしでダイレクトにプリント可能だし、メモリーカードスロットは、パソコンと接続するとメモリーカードドライブとして使えます。
印刷コスト(税込)は?
EW-M973A3T | |
A4カラー文書 | L版写真インク・用紙合計コスト |
約1.8円(税込) | 約7.6円(税込) |
A4カラー文書で最大約6,200枚も印刷することができるエコタンクならではのコストパフォーマンスといえますね。
交換式メンテナンスボックスに対応
廃インクタンクとは、印刷した際に出るインクのカスやヘッドクリーニングをした際に出るインクのカスを溜める部分を指します。このタンクにインクが溜まってしまうと印刷が一切できない状「廃インクタンクエラー」になり、メーカーに修理に出すことになります。
それがユーザー自身で交換できるのはすごい利点ですね。
ちなみに「廃インクタンク」の名称ではなく「メンテナンスボックス」という名称の部品交換になります。
EW-M973A3Tメンテナンスボックス PXMB9 エプソンダイレクトショップ 2,618円(税込)
EW-M973A3Tの現在の価格は?
現在エプソンEW-M973A3Tの価格はどのくらいなのでしょうか。
調べてみました。
プリンタの価格 | -2021.11.2時点- | Amazon | ヨドバシカメラ |
EW-M973A3T | 84,800円 | 93,280円 |
今年発売の最高機種という位置づけもあり、やはりかなりいいお値段しますね。ただ、機能は文句ないですし、インク代のコスパは素晴らしいので、A3サイズ必須という方にはおすすめと言えます。