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TS6330 キャノンプリンタ 充実機能のスタンダードモデルが一万円代で買える!

2018年9月発売のTS6230の後継機として2019年9月5日に発売されたTS6330
キャノンのインクジェットプリンターTSシリーズの中でも中位機種にあたるのがこのTS6330。

図:2つのカラー

TSシリーズって何? 

キャノンの家庭用インクジェットプリンター(PIXUS)には3つのシリーズがあります。
TSのようにシリーズ名がアルファベットで表されており、型番にくっついて表示されています。

TSシリーズ    写真も文書も印刷したい人向け
XKシリーズ   高品質な写真を印刷したい人向け
Gシリーズ        文書をメインで印刷コストを抑えたい人向け

プリンタを選ぶ際にポイントとなるのは用途ですよね。
用途別にシリーズの特徴をつかんでおくことで、プリンタ選びが楽になります。

スタンダードモデルはどんな人向け?

機能が制限されている下位機種より便利な機能がついているスタンダードモデルであるTS6330。上位機種ほどハイスペックではないけど、本体価格が1万円代と抑えられているので、「文書も写真も家庭用としてそこそこ印刷したい、でも高いプリンターは勿体ないな」と思っているユーザー向けといえるのではないでしょうか。

TS6330の印刷の特長は?

濃い黒文字が普通紙でも!

5色ハイブリットの独立型インクカートリッジを備えています。
黒は文字に強い顔料インクのため、小さい文字や罫線までくっきりはっきり浮かびあがるような仕上がりに。なんと筆文字のハネまで再現できるとのことです。図:文字ブラック

キャノンの顔料黒は、光の反射を抑え、にじまずくっきりとした「濃い黒文字」の印刷を実現したというキャノン社独自の技術力の賜物と言えます。

 

写真の色再現性にこだわり

染料のカラーインクは色再現性にこだわった仕様です。
PIXUSの「FINE」と呼ばれる高密度プリントヘッド技術との相乗効果で、色鮮やかな写真印刷が可能です。

                            「FINE」とはインクの粒を極小化して用紙に正確かつ安定して吐出する技術。人肌も星空さえも鮮やかにプリントできる素晴らしい技術ですね。

 

TS6330の便利な機能って何?

・自動両面プリント    ・・・用紙の裏と表を入れ替える手間が省ける

・前面給紙と背面給紙   ・・・例えばハガキや名刺は背面からと使い分けに便利

・スマホからの簡単プリント・・・「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」という無料アプリ使用で

TS6330の現在の価格は?

発売から1年半がたった今のTS6330価格はどのくらいなのでしょうか。
調べてみました。

プリンタの価格 -2021.2.26時点- Amazon ヨドバシカメラ
TS6330   17,756円 17,240円

Amazonのプリンタの売れ筋ランキングで,なんと6位に入っていました!
発売から1年半たっていても人気機種として売れ続けているんですね。

1万円代でのプリンタの選択肢としてぜひ注目してみてください。

キャノン PIXUS TS6330 対応 BCI-381+380/5MP 互換インクはこちら

ブラザーLC3117対応プリンタ MFC-6983CDWとMFC-J6583CDWを比較してみた

2019年2月にブラザー社より発売されたプリビオA3ビジネスインクジェット複合機のMFC-6983CDWMFC-J6583CDW

「PRIVIO(プリビオ)」シリーズとは?

「プリビオ(PRIVIO)」という言葉は「PRINT」と「INNOVATION」の2語を組み合わせた造語だそうです。
FAX付き複合機のイメージが強かったBROTHER社が、プリンタメーカーとしてのイメージを浸透させるために立ち上げたインクジェットプリンタシリーズです。BROTHER社のプリンタメーカーとしての熱意が感じられる名前ですね。

FAX付きや機種によってはコードレス電話機付きなど様々ですが、今回ご紹介するLC3117対応のプリビオプリンタ2種類は、FAX付きA3ビジネスインクジェット複合機なので、小規模オフィスやSOHO向けと言えます。

MFC-6983CDWはこちら

大容量2段トレイ・多目的トレイを搭載した高耐久&A3フル対応のハイスペック複合機です。
MFC-J6583CDWの上位機種で、2段トレイのため高さがやや高く、重量も重めです。MFC-J6583CDW 斜め写真

プリビオシリーズで当初定番だった黒からビジネスシーンになじむ白にかわってスタイリッシュな外観になっています。高さがあって大きい割には黒よりは圧迫感が少ない気がしますね。

MFC-J6583CDWはこちら

A3フル対応・1段トレイのコンパクトボディな高耐久のハイスペック複合機です。
1段トレイのため高さが低く、ラックなどに入れても活用できそうです。MFC-J6583CDW 斜め写真

MFC-6983CDWよりいくらか機能が劣りますが、本体価格がその分お手頃ですし置き場所の余裕もあるため、バランスに優れたタイプのプリンタですね。

性能や価格を比較

性能面で何が違うの?

プリンター MFC-J6983CDW  MFC-J6583CDW
1.最大給紙枚数 普通紙600枚 普通紙350枚
2.NFC対応 ×
3.同時両面スキャン ×
4.タッチパネルサイズ 3.7インチ 2.7インチ

1.MFC-J6983CDWは2段トレイで上段にA4、下段にA3などサイズの異なる用紙を同時にセットできるので用紙交換の手間が省けるし、大量にプリントしたい方向けの機種といえます。

2.NFC対応のモバイルならプリンターにタッチするだけで印刷やスキャン(対応モデルのみ)が可能なのでスマホユーザーにはとても便利ですが、Wi-Fi接続下でしか利用しないユーザーにはあまり関係ない機能かもしれないですね。

3.A3同時両面スキャンができるので、両面スキャンする機会が多いユーザーには高評価でしょう。

4.タッチパネルの大きさが1インチ違うので結構操作性に違いはありそうです。

本体価格は?

プリンタの価格 -2021.2.5時点- Amazon ヨドバシカメラ
MFC-J6983CDW   45,380円 41,770円
MFC-J6583CDW   28,973円 31,870円

MFC-J6983CDWの方が1万円程度高いですね。

自分のプリンタ使用目的を念頭に、多機能の便利さをとるか、コンパクトかつお買い得さをとるかで検討してみてくださいね。

対応インク ブラザー LC3117-4PK 

どちらも同じインク ブラザー LC3117-4PK 4色インク(黒・シアン・マゼンタ・イエロー)を使用しています。4色が独立したインクカートリッジなので、各色インクの減りにあわせて個別にインク交換できるからお得ですね。

 

ブラザー MFC-J6983CDW MFC-J6583CDW 対応 LC3117-4PK 互換インクはこちら