月別アーカイブ: 2020年7月

BC-346+BC-345 対応のプリンタ3種を比較してみた

キャノンピクサスTS3130発売からちょうど1年後にTS3130Sが発売。その後約1年半たち今年の春にTS3330が発売。

プリンタ3種のご紹介

こちらが2017年9月発売の第1世代
TS3130

こちらが2018年9月発売の第2世代
TS3130S

こちらが2020年4月発売の第3世代
TS3330

コピー、スキャン機能を搭載するA4カラー複合機の小型なエントリーモデル
(低価格で初心者向けのモデル)のシリーズとなります。

外見はほぼ同じに見えます。カラーバリエーションもブラックとホワイトの2種類とシンプルですね。

使用インクは BC-346+BC-345 

一体型(カラー3色が一体)です。XL(増量)タイプもあります。

インクの目詰まりが起きてもインクを交換することで解消できるのがいいですね。

3種類のスペックを比較してみました

スペック比較 TS3130 TS3130S TS3330
幅x高さx奥行き 約435×316×145(mm) 約435×316×145(mm) 約435×316×145(mm)
重さ 約3.9kg 約3.9kg 約3.9kg
対応インク BC-346/BC-345 BC-346/BC-345 BC-346/BC-345
インク種類 染料+顔料 4色ハイブリッド 染料+顔料 4色ハイブリッド 染料+顔料 4色ハイブリッド
自動電源オン
解像度 4800(横)×1200(縦) 4800(横)×1200(縦) 4800(横)×1200(縦)
自動電源オフ
最大用紙サイズ A4 A4 A4
最大給紙枚数(普通紙) 60枚 60枚 60枚
給紙トレイ 後トレイ 後トレイ 後トレイ
最大給紙枚数(ハガキ) 20枚 20枚 20枚

印刷速度

 L判フチなし(キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド)

約52秒 約52秒 約52秒

インクコスト

L判フチなし(キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド)

約21.7円 約21.7円 約21.7円

解像度から質量、サイズからインクコストまで、まったく違いがありません。これはプリンタあるあるなのですが、後継機のスペックが従来機のものと全く一緒だったというのは実はままあることらしいですね。

じゃあ他に何かと調べていくと、あった、ありましたよ。新しく付いた機能が!

TS3330がシリーズ初「ワイヤレスコネクトボタン」を搭載

ワイヤレスコネクトボタンを押すと、プリンター本体の操作が必要なく、Wi-Fiを自動でセットアップしてくれる機能がつきました。

Wi-Fiセットアップって面倒、あるいは、機械操作が苦手でセットアップするのは苦痛。。なんて方もいらっしゃいますよね。
このボタン1つで、誰でもストレスなくWi-Fiへの接続が可能になったのは朗報ですね。

従来のプリンターと殆ど同じ機能なのに本体代金が安価

-2020.7.21時点の価格- TS3130 TS3130S TS3330
価格.COM 13,800円 13,800円 6,600円

従来のプリンター2種と比べて新型プリンターTS3330の本体価格は7,000円弱も下がっています。
新型プリンターは従来のプリンターにある機能とほぼ変わらず、さらに新機能もついてるのにです。こんな価格でプリンター買えるなんて消費者の私たちにとってはうれしい限りですね。

結論は、今買うならTS3330を選んで!

スペックが同じで新機能が追加され、さらにこの価格差は大きい!今ならTS3330を買うべきです。

CANON TS3130 TS3130S TS3330対応 BC-346+BC-345 互換インクはこちら

エプソンプリンター スキャナー機能で比較してみた!

インクジェット複合機では、単に印刷するだけでなくスキャンやコピーなど多機能ですよね。

前回はCANONのプリンターをスキャナー機能に特化して比較してみました。
今回は、EPSONのプリンターを比べてみました。

人気2種のエプソンA4複合機を比較

カラリオ EP-882AW/AB/AR

6色染料インク
エプソン自慢の「つよインク」染料を使って写真を印刷すると、アルバム保存すればなんと300年キレイが続くとか。カラリオ自慢の写真高画質技術が光る写真印刷ならコレというプリンター。

 

 

カラリオ EW-052A

4色ハイブリッドインク
文字に強い顔料ブラックインクにより「くっきりブラック」を実現。たとえ普通紙でも文字や細線がシャープに美しくプリントできるのでビジネスにも重宝するプリンター。

 

 

まずはスキャナーの基本仕様を見てみましょう。

プリンタ種類 解像度※ 階調(入力/出力)
EP-882AW/AB/AR

1200×4800

グレースケール 16bit/8bit

カラーRGB各色 48bit/24bit

EW-052A

1200×2400

グレースケール 16bit/8bit

カラーRGB各色 48bit/24bit

※解像度(dpi)光学解像度(主走査×副走査)

はい、解像度以外は同じですね。

  • 主走査の数値‥‥センサの性能を表し、数値が大きければ速度を落とさずにより高画質な画像が得られる。
  • 副走査の数値‥‥低速でスキャンした場合に得られる解像度のこと。

EP-882AW/AB/ARの方が、低速でより細部まで綿密なスキャニングといえます。写真高画質技術の粋をあつめたEP-882AW/AB/ARならではですね。

EW-052Aの特色であるくっきりブラックの効果で、手早く細部まで美しく表現された文書をスキャニングするのに向いていると言えます。

スキャナ機能をさらに便利にするのがこれ

EP-882AW/AB/ARにのみ付いている機能がありました!

色あせた写真がよみがえる、退色復元

色あせた写真がよみがえる、退色復元古くなって色あせた写真をスキャンし、復元する機能です。ずっと飾ったままの色あせたお気に入りの写真もスキャンして元のキレイな色合いに戻るという優れもの。スキャンした写真をプリントしたり、PCに保存して再び鮮やかな写真として飾れるなんて嬉しいですよね。

原稿の置き忘れをお知らせ「原稿取り忘れ通知」

スキャンが終了しても原稿台の開け閉めがなかった場合にインフォメーションとアラームで原稿がまだ残っていることをお知らせしてくれる機能です。

(注)PCからスキャンを行った場合は動作しません。

写真それとも文書?どちらをメインにするかで選んでみて!

エプソン自慢の写真技術を余すことなく活用できるEP-882AW/AB/ARは写真・画像をスキャンしたい場合にはやはり魅力的ですね。

ビジネスで文書をスキャンするのがメインならば、細部の文字まで美しく表現できるEW-052Aをおすすめします。

インクカートリッジのことなら森のくまのインク屋さん

キャノンプリンター スキャナー機能で比較してみた!

インクジェット複合機は、単に印刷するだけでなくスキャンやコピーなど多機能ですよね。
そこで今回はスキャナー機能に焦点を当ててみました。

人気2種のキャノンA4複合機を比較

PIXUS TR8530

5色ハイブリッド、有線LANにも対応のFAX&ADF付のコンパクトプリンター。
コンパクトなのにFAXまでついていてビジネス使用もできるプリンターですね。

 

PIXUS TS8330

6色ハイブリッド、WIFI機能を強化した高画質ハイスペックモデルのコンパクトプリンター。
スマホとの連携が特徴。アプリを使えばさらに便利に多機能になるとのことで、プリンターの技術進歩はすごいですね。

 

まずはスキャナーの基本仕様を見てみましょう。

プリンタ種類 解像度※ 階調(入力/出力) 読み取り速度
PIXUS TR8530

1200×2400

グレースケール 16bit/8bit

カラーRGB各色 16bit/8bit

グレースケール 1.5msec/line(300dpi)

カラー  3.5msec/line(300dpi)

PIXUS TS8330

2400×4800

グレースケール 16bit/8bit

カラーRGB各色 16bit/8bit

グレースケール 1.5msec/line(300dpi)

カラー  3.5msec/line(300dpi)

※解像度(dpi)光学解像度(主走査×副走査)

はい、解像度以外は同じですね。

TS8330は、TR8530に比べて解像度が4倍あります。

写真を大きく引き伸ばす、緻密なイラストをスキャンしたいなど、そこに綺麗さを
求めるのであれば、解像度が高いTS8330の特徴が活かせますね。

文書をスキャンすることがメインであれば、解像度が高いと時間がかかるし、
文書であればそこまでの綺麗さを求めないですよね。
解像度が低めなTR8530の方が早く作業ができるということになります。

スキャンの使用目的によって選んでいただくといいですね。

スキャナ機能をさらに便利にするのがこれ

TR8530にのみ付いている機能がありました!

スキャンデータを直接メモリーへ保存

書類や名刺、写真などスキャンしたデータを直接SDカードに保存できます。

保存する前に液晶モニターでプレビューでの確認も可能。
データ保存形式もPDF/JPEGから選べて、PDF形式で保存する場合はなんと最大100ページまで保存可能です。

自動原稿送り機能(ADF)付き

複合機のADFは「大量の資料をスキャン」するときにとても便利な機能なんです。

たとえば会議資料を作成するために原稿をスキャンして印刷するとします。
1、2枚ならともかく30枚とか結構な量の原稿をいちいち手作業でスキャンするのって
地味に大変ですよね。。

このADFがあれば、原稿をセットして自動で原稿を読み取ってくれるんです。
ビジネスなどでは重宝する機能ではないでしょうか。

スキャナーに特化するならTR8530がおすすめ!

スキャナの便利機能はやはり魅力的といえますね。普段からスキャナーをよく使う方にはなおさら便利と感じていただけるのではないでしょうか。

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LC3111-4PKシリーズとBCI-381+380/6MPシリーズのインクコストを比較してみた

ブラザーとキャノンで今年度それぞれ最も販売数が多いインク型番である、この2つのシリーズのインクコストを比べてみました!

LC3111-4PKシリーズのインク構成

LC3111系インクの構成は以下の通りです。

LC3111-BK        ・・・ブラック
LC3111-C          ・・・シアン
LC3111-M   ・・・マゼンタ
LC3111-Y    ・・・イエロー
LC3111-4PK     ・・・4色パック

 

 

BCI-381+380/6MPシリーズのインク構成

BCI-381+380系インクの構成は以下の通りです。

BCI-380-BK         ・・・ブラック
BCI-381-BK         ・・・ブラック
BCI-381-C           ・・・シアン
BCI-381-M                ・・・マゼンタ
BCI-381-Y                 ・・・イエロー
BCI-381-GY              ・・・グレー
BCI-381+380/6MP  ・・・6色マルチパック

このシリーズには、XL(増量タイプ)もあります。

1mlあたりのコスト比較  

LC3111-4PK

LC3111-BK   1078円
LC3111-C/M/Y 1078円 

黒インク含有量が10ml  C/M/Y含有量が8ml

黒インク1mlが約108円となります。

★BCI-381+380 6色(標準タイプ)

BCI-380-BK      1331円
BCI-381-BK/C/M/Y/GY 1133円

黒大インク含有量が10ml  BK/C/M/Y/GY含有量が5ml

黒インク1mlが約133円となります。

★BCI-381XL+380XL 6色(増量タイプ)

BCI-380XL-BK      1793円
BCI-381XL-BK/C/M/Y/GY 1914円

黒大インク含有量が15ml  BK/C/M/Y/GY含有量が10ml

黒インク1mlが約120円となります。

1mlあたりのインクコスト
LC3111 4色 約108円
BCI-381+380 6色 標準 約133円
BCI-381XL+380XL 6色 増量 約120円

 

黒で比較してみましたが、ブラザーのLC3111シリーズの方がコストが若干低くなることがわかりました。

ブラザーは4色、キャノンは5色または6色での展開なので、単純にコストのみで考えるとブラザーのLC3111の方がお得と言えますね。

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