- Q純正インクは顔料だけど、互換インクでは染料の場合があるの?
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A顔料インクとは、着色成分の粒子が大きく、水に溶けきっていないインクのことです。インクを用紙の表面に付着させてプリントします。特徴としては発色がくっきりとしていて、比較的マットな仕上がりになります。インクがにじみにくいので、文字の印刷・ビジネス文書・屋外展示物などの用途に向いています。
染料インクとは、着色成分が完全に水に溶けているインクのことです。インクを用紙の表面に染み込ませてプリントします。紙や繊維の内部まで浸透するため、透明性と鮮やかさが特徴です。細やかな色彩を表現できるので、主に写真印刷などに向いています。(こちらも参考に:「染料インクと顔料インクの違いって何ですか?」)
純正インクが顔料インクであっても、互換インクでは染料インクを採用している製品も多くあります。
これは、技術的な問題(インクの目詰まりのリスク)とコスト(顔料インクは染料インクに比べるとかなり高価)の問題からです。
純正インクの顔料インクはとても高価・高品質なため当然目詰まりがありませんが、互換メーカーの顔料インクはどうしても品質面で純正まで追いつくことができず、目詰まりのリスクが増えてしまいます。そのため弊社ではテストをしたうえで、目詰まり等のトラブルなくお客様に快適に印刷していただけるよう、染料インクを採用しています。
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